学習活動と内容
主な発問・指示(◇)、予想される子どもの反応(・)など |
指導上の留意点
支援(〇)、評価(☆)、参考( ![]() |
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導
入 |
津波について学習することを知る。
津波とは、どのようなものかを知っていますか。
家も車も流してしまうほどの大きな波
東日本大震災で起きた波
地震が起きた時に来る波
これから、「いなむらの火」を読みます。
村の人たちは、どこへ逃げて助かったのでしょう。
いなむらの火をめがけて登っていった
高いところへ登っていった
津波から命を守るために、どうしたらよいかを考えましょう。
学習課題 『つなみから、いのちをまもろう。』
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地震が起こった時に、津波が来る場合があることを知らせる。
「いなむら」とは、どのようなものかについて知らせておく。
津波の前には、必ずしも海の水が引くとは限らないことを知らせる。
紙芝居の代わりに、 「津波防災啓発ビデオ『津波からにげる』(1:00)」を上映してもよい。 |
展
開 |
津波から命を守るための避難行動について考える。
これから、インドネシアで起こった地震による津波の映像を見ます。津波の様子と、そこにいた人々の様子についてよく見てください。
【動画】DVDチャプターB(2:33) を上映
津波や人々の様子はどうでしたか。気づいたことを発表しましょう。
家や車が流れていた。
どんどん水が入ってきた。
<溺れそうなっている人>
急に波がきたので、逃げる間がなかった人がいた。
バイクごと流されていた人がいた。
つかまっていたけれど、流された人がいた。
<うまく逃げている人>
屋根の上にのっている人は助かった。
このビデオをとっている人は、高いところにいた。
海の近くにいる時に、もし、地震が起こったら、みなさんはどうしますか。ペア(グループ)で話し合いましょう。
話し合ったことを発表しましょう。
地震が起きたらすぐに逃げる。
高いビルに逃げる。
海から離れた高いところに逃げる。
高い山に逃げる。
放送をよく聞いて早く逃げる。
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DVDチャプターB「津波映像の衝撃〜スマトラ地震から学ぶ(4:00)」の途中(2分33秒)までを上映する。
津波の威力に対して、人々がどのような様子であったかについて、発表させる。
溺れそうになっている人とうまく逃げている人がいることを気付かせる。
浅くても津波の水の流れが強く、流されてしまうことをおさえる。
より具体的にイメージを持たせるため、
「【動画】特別映像 津波防災最前線 津波力実験(1:00)」を上映してもよい。 助かった人はどこに逃げていたのかを考えさせる。
紙芝居(絵本)では、主人公が、すばやく判断し、村人を高いところに迅速に避難させたことを思い起こさせる。
少しでも早く、高いところへ、避難することが大切であることをおさえる。
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ま
と め |
津波の学習をして、わかったことを確認する。
ワークシートに、学習して気付いたことやわかったこと、地震がおこったらどうすればよいかを書きましょう。
まとめたことを発表しましょう。
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1年生の早い時期に実施する場合には、ワークシートへの記入でなく、感想の発表だけでよい。
津波から命を守るためには、すぐに高いところへ避難しなければならないことを理解することができたか。
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