クロックモデルには、以下のような特徴があります。
・各住民を個人単位で表現するマイクロシミュレーションモデルです。情報伝達や避難行動は個人単位で表現されます。
・国勢調査などの情報から対象地域の性別年齢別人口構成や世帯構成、そして外部地域からの流入人口や外部への流出人口などを再現します。
・平常時における住民の行動(通勤、通学、業務、買い物など)を表現することによって、一日の住民分布の変化を表現します。
・各個人は、年齢や性別、家族、自宅、勤務先などの属性を持ちます。
住民が行う種々の意思決定においては、これらの情報を反映したモデルを導入することが可能です。
2:00 に地震が発生した場合 | 5:00 に地震が発生した場合 |
8:00 に地震が発生した場合 | 11:00 に地震が発生した場合 |
14:00 に地震が発生した場合 | 17:00 に地震が発生した場合 |
20:00 に地震が発生した場合 | 23:00 に地震が発生した場合 |
・指定された時刻に中央防災会議想定の東南海・南海連動型地震が発生します。
・地震が発生するまでは、各住民は平常通りの行動をとります。
・地震発生以降は、意思決定モデルを利用して各住民の避難状態を再現します。
・地震発生から9分後に屋外拡声器と広報車による情報伝達が行われます。
・地震発生から10分後にマスメディアからの情報伝達が行われます。