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中学校1・2・3年生
津波防災教育カリキュラム
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W.先人の経験に学ぶ  C.語り継ぐ責任
指導する学年  中学校1〜3年生
指導する時間  道徳
指導する時数  1時間
関連する教科・行事など  【国語等】関連内容についての作文/【行事】地域の避難訓練
目 標
津波の被害を乗り越えてきた先人の思いを知り、それを語り継ぐことの大切さを理解し、地域及び家庭での防災意識の高揚を図る。
1.導入
津波に関する石碑を見せ、家訓や家に伝わる伝承などがあるか、
あるとすればどんな内容か発表させる。
学区内に石碑がある場合は、その写真を見せて、
津波に関して家族や地域の方から聞いた話の内容を発表させる
【写真-13】釜石市市内にある石碑
当時の人々は、どんな気持ちでこの石碑を建てたのか考えさせる。
明治、昭和三陸大津波の被害状況を説明し、
当時の人々がどんな思いでこの碑を建立したのか考えさせる
【資料-07】地震・津波年表
     
2.展開
生徒作文「語り伝えよ」を読む。
平成20年度に、両石地区に住む中学校3年生が書いた作文
両石地区は、明治三陸大津波で900人中780人余りが亡くなり、大きな被害を受けた。
作者の祖父は、明治・昭和三陸大津波の直接の被害を受けてはいないが、
孫にその経験を語り伝えている。その理由は何かを考える
【資料-14】生徒作文『語り伝えよ』
生徒作文を読んで、印象に残ったことをあげる。
祖父は、津波を体験していないのに、語り継いでいるのはなぜかを考える。
2004年インド洋津波のときに、古い言い伝えのおかげで、犠牲者がほとんどでなかった例を紹介し、
過去の体験を語り継いでいくことの意味を理解する。
インドネシアのシムル島住民は、言い伝えを守ったことで、犠牲者がほとんどでなかった
【資料-15】シムル島の言い伝え
     
3.まとめ
教訓のあるこの地域で私たちがしなければならないことを考える。
過去の経験を語り伝えることの大切さを理解させる
感想などを記入し、発表する。
 
     
4.確認
過去の被災経験を語り伝えていくことの意味を知ることができたか?

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