津波防災教育を実施するための授業時間を特別に用意しなくても、各学年の教科の中には、地震・津波・防災に関連する授業の内容があります。ここでは、それらの授業単元をピックアップするとともに、そこでどのような内容を児童・生徒に教えることができるのかを取りまとめました。また、授業で教える際に必要となる知識等については、資料を整理してありますので、そちらも参考にしてください。
小学校中学年
教科 単元 指導方法案(地震・津波との関連のさせ方)
社会
[3・4年]
−もっと知りたいみんなのまち
 1. まち探検をしよう
・避難場所や避難経路、石碑などの確認。
社会
[3・4年]
−もっと知りたいみんなのまち
 1. わたしたちの市の様子
・海と山にかこまれた尾鷲市、「おいしい魚はたくさんとれるけど、津波が来る」ということを教える。
社会
[3・4年]
5 安全なくらしとまちづくり ・震災による火災の話から発展させて、今後、尾鷲市にも大きな地震が来ることを教える。
社会
[3・4年]
四 さぐってみよう昔のくらし
 1. 昔のくらし
  まちに残る昔を調べよう
・過去の津波による被災状況を教える。(東南海地震、チリ津波等)
社会
[3・4年]
8 わたしたちの県のまちづくり
 3. 県の地図を広げて
・沿岸地域の地形やその特徴として、地震や津波が多いことを教える。
算数
[3年]
2 時こくと時間のもとめかた ・津波の到達時間を用いて、単位の変換に関する問題を作成。
「津波は何度もくるので,避難したら3時間はそのままじっとしていることが必要です。では、何分でしょうか?」
算数
[3年]
11 長さをはかろう ・津波の長さを用いて、単位の変換に関する問題を作成。
「津波は普通の波とちがって、長さが○キロメートルもあります。では、何メートルでしょうか?」
算数
[3年]
18 重さをはかろう ・津波のものを動かす力の大きさ用いて、単位の変換に関する問題を作成。
「津波が持つ力の大きさは、○トンくらいあるらしい。では、何キログラムでしょうか?」
国語
[3年]
よい聞き手になろう ・津波を体験した人の話を聞く。感想を書く。
国語
[4年]
新聞をつくろう ・仕事リーフレットをつくろう
・消防士や警察、市職員など、防災に携わる人たちの記事を書いてみる。
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