避難訓練
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津波防災教育に関する取り組み事例
避難訓練
登下校時を想定した避難訓練
 児童生徒だけで行動することになる登下校時に地震が発生した場合を想定した避難訓練について紹介します。
 自宅にいるときや学校にいるときは周りの大人の指示に従って避難することができますが、登下校時など子供たちだけで行動している時間帯に地震が発生した場合には、児童生徒が自分たちで近くの安全な避難場所に避難することが必要になります。そこで、登下校時を想定した避難訓練を実施することで、通学路周辺の安全な避難場所を確認することを促します。なお、この訓練では釜石市の防災スピーカーで緊急地震速報や津波警報の訓練放送をしてもらい、それを合図に避難するように指導しています。
登下校時を想定した避難訓練の様子 登下校時を想定した避難訓練の様子
訓練放送を聞いて、最寄りの津波避難場所に駆け出す児童たち
(09年10月6日 釜石小学校にて実施)
地域住民(地域見守り隊)にも参加してもらった
(09年10月6日 釜石小学校にて実施)

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小中学校合同避難訓練
 小学校と中学校が隣接している地域における小中学校が合同で実施する避難訓練について紹介します。
 中学生になれば、自分が避難するだけでなく、児童の避難支援を行うことも可能になります。また、実際に避難することになった場合には、中学生と小学生が同じ避難経路を通って、同じ避難場所に行くことになるので、それらの容量は十分であるかを事前に確認しておくことも必要になります。そのようなことを確認するためにも、小学校と中学校が合同で避難訓練を実施することは重要です。
 また、このような訓練を継続することによって、「小さい頃は助けてもらう側だけど、大きくなったら助ける側になるんだ」という認識を持たせることにもつながります。
小中学校合同避難訓練の様子 小中学校合同避難訓練の様子
リヤカーを使って、怪我をした児童や生徒の避難を支援
(09年6月8日 鵜住居小学校・釜石東中学校にて実施)
避難場所に児童生徒全員が滞在することができるかを確認
(09年6月8日 鵜住居小学校・釜石東中学校にて実施)

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釜石市や地域の避難訓練への参加
 釜石市や地域が実施している避難訓練に児童生徒の参加を促すことも重要です。
 釜石市や地域が実施している避難訓練への小中学生の参加率は非常に低いです。津波によって被災した場合には、地域の方々と協力して避難生活を送らなければなりません。そのため、これらの訓練に積極的に参加することを促し、小さい頃から地域の一員であることの自覚をもてるようにすることが重要です。
地域の避難訓練の様子 釜石市の避難訓練の様子
地域の方と一緒に、避難支援を中学生が行う
(唐丹地区避難訓練)
応急救護訓練を受ける
(釜石市総合防災訓練)

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